希釈震盪法

レメディの希釈濃度のことをポーテンシ―といいます。

ポーテンシ―には、低 3X、9X、12X → 6c、12c、30c、200c、→ 1M、10M、50M、CM、MM、LM 高というように、X,C,M,CM,MMという5つの単位があります。

X:10倍希釈法
C:100倍希釈法
M:1000倍希釈法
CM:10万倍希釈法
MM:102000000倍希釈法〔10の200万乗〕
LM:50000倍希釈法

例えば、セルフケアでよく使う30cというレメディは、100倍希釈振盪(1C=1センチュリー)の作業を30回繰り返して作ったものになります。

また、LMポーテンシーは、100倍希釈のCフォームのレメディーに酔って
激しい悪化を繰り返す方に向いていて。
心身におだやかに作用するポーテンシーです。

LMとは《L=50》《M=1,000》で《LM=50,000》つまり5万倍希釈法を意味します。
希釈方法がXフォームやCフォームとはちょっと違います。

ホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンの最後の著書「オーガノン」第6版 §270の中でLMポーテンシーについて次の様な内容があります。

『より強く、そして優しく作用し、これこそがより完全な方法である』

ハーネマンがホメオパシーのレメディーを、クライアントに処方する中で長年、悩んでいた事があります。

①レメディー服用後に激しく悪化する人
②複雑なマヤズムを持ち、何度も同じ病を繰り返す
③Cフォームでは治せない人のケースがこのLM
ポーテンシーを用いることで解決されました。

30cの希釈を分かりやすい言葉で、表現すると!
「銀河系に涙一滴ほど」の希釈率になると表現されることがあります。

この表現を、専門的な用語で解説すると、
アボカドロ定数(物質量1molとそれを構成する粒子(分子、原子、イオンなど)の個数との対応を示す比例定数。)で考えます!となります。

では、さらに詳しく、専門用語で解説していきます。

ポテンタイゼーション

ポテンタイゼーション(potentization)
ハーネマンはドイツ語でDynamisierungダイナミック化と呼んでいます。

コレは、潜在力活性化を意味し、希釈震盪を繰り返せば繰り返すほど、物質に眠っている潜在的な力が活性化していくということを意味しています。

私の使用しているHILIOS社のホメオパシーの調剤薬局では、手作業でこのポテンタイゼーションの作業を行い、レメディーを製造しています。



上記で説明したX,C,M,CM,MMなどは、こうやって、どれくらい薄めて振ってを繰り返しているか?を表す単位です。

そのレメディーがどれくらいの潜在力(ポテンシャル)をもっているか?を表す単位とも言えます。


現在、セルフケアでよく使われるレメディーは、
100分の1を30回繰り返した「30C」
というポテンシーのものです。

専門のホメオパスになると、30Cのほか、
100分の1を6回繰り返した「6C」
100分の1を12回繰り返した「12C」
100分の1を200回繰り返した「200C」
100分の1を1,000回繰り返した「1M」
100分の1を10,000回繰り返した「10M」
100分の1を50,000回繰り返した「50M」
100分の1を10,0000回繰り返した「1CM」
などのポテンシーも使います。

ポーテンシーを治療中にだんだん上げていく、LMポテンシーという投与方法や、10分の1希釈を繰り返した、6〜12Xポテンシーの生命組織円(ティシュソルト)を使う場合もあります。


レメディーは、
肉体レベル(〜30C)
精神レベル(200C)
魂レベル(1M〜)へと、作用する領域を深めていきます。

レメディを選ぶときは、クライアントが、最も苦しい領域に作用するように、ポテンシーを使い分けていきます。

例えば、より身体的なところだと30C、より感情的なところだと200C、というようにポーテンシ―を選びます。